Community Open Day 2012 速報 in 名古屋会場
|こんにちは。むちきです。
2012年6月10日に全国の会場で同時開催されたイベント「Community Open Day 2012」の名古屋会場に参加してきました。
Community Open Dayというのはコミュニティに所属している方はもちろん、未だコミュニティに所属していない方々にコミュニティの活動内容(勉強会)を披露し、興味があればそのコミュニティに参加してもらう機会を構築するオンライン/オフラインイベントです。
協賛にMicrosoftやGloops、それ以外にもニコニコ動画のコミュニティであるプロ生などが参加しており先日Microsoftで発表さたWindows8のMetro Style アプリケーションの開発方法についての勉強会となっておりました。
今回の勉強会の内容は下記の話が聞けました。
- Windows8プラットフォームの可能性【掲載不可】
- Windows8 Metroスタイルアプリ開発概要【掲載不可】
- Metro Style アプリの作り方
- LiveSDKを使ってみた(仮)
- WindowsPhoneで押していこう
- クラウディア誕生秘話とガンダムで語るWindowsAzureの未来
- LT等々
要点に絞って内容をご紹介していきます。
Windows8プラットフォームの可能性とWindows8 Metroスタイルアプリ開発概要【掲載不可】
残念ながらコチラはNDAのようで掲載できません。
Windows Developer Days(WDD)のセッションの内容を日本語にしたものになります。
興味のある方はこちらを御覧ください。
内容としてはWindows8にどのような新規機能があるかやアプリ開発おいてのWinRTについてなどでした。
Metro Style アプリの作り方
アプリの作るときの注意点のお話でした。
大きな話題は下記の2点になります。
- アプリの構想について
- Windowsストアの登録について
アプリの構想について
アプリの作成時の気をつける点や考えるべき点がたくさんあります。
- デスクトップの発想は忘れる
- 使えない機能がある(ローカルDB、ファイルアクセス、プリンタ制御、他アプリコントロール等)
- クラウド思考
- データや重い処理はサーバにおきユーザ設定はクラウドにする。
- タブレットの機能
- マルチタッチやカメラ、GPS、Gセンサー等が使える
- Soreの機能
- 課金、試用版、広告等が使えます。
- Storeの認定要件
- 単なる広告、個人的な情報の無断取得、CEROZ指定相当はストアに登録できない。
更にデザインに関する鉄の掟がある。
デザインガイドラインにそったアプリケーション開発が必要です。
興味のある方はこちらをご参照ください。
一部は英語のみになっています。
Windowsストアの登録について
アプリケーションの公開はWindowsストアで配布されるようになります。
ただし現時点(Windows8のReleasePlevew版時点)ではFaceBook上のApplication Excellence Lab開催されるイベントに
参加してMicrosoftの方にアプリケーションを見せてからストアの審査に出さないといけません。
Windows8が正式リリースされた時にはApplication Excellence Labを通す必要がなります。
さらにStoreへ登録するための年会費は4900円(2012年6月現在)となっています。
そしてゲームをストアにアップするときはレーティングの設定が必須だそうですのでを気をつけ下さい。
WindowsPhoneで押していこう
WindowsPhone7の機能であるMicrosoft Push Notification Service(MPNS)を使ったPushサービスについての使い方についてのご説明。
詳しくは後日Notificationの使い方についてWP7の記事にて詳しくご説明します。
クラウディア誕生秘話とガンダムで語るWindowsAzureの未来
Microsoftのクラウドマスコットキャラクターであるクラウディア・窓辺の誕生についてのそのキャラクター戦略、Azureについてのお話でした。
クラウディア誕生秘話
なぜか一番熱いセッションになってました。
誕生理由は日本ではアニメ・マンガが好きな人が多いのでそれでクラウドを理解してもらおうと考え、クラウドガールが誕生。
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二次利用許諾もしっかり考えて行い2次利用もできるようにしている。
クラウディアさんの2次利用を考えている人はこちらへ。
最近はVisualStudioのおまけでフィギュアがついてきます。
Azureについて
今後はGoogleやAmazonの得意なカジュアル・コンシューマ向けにビジネスを展開していくという話。
日本時間の6/9に大型アップデートがありたくさんの変更点がありました。
最大の変更点はIaaSの追加されました。
様々なゲストOSをサポートしているようです。
- WindowsServer2012
- CentoOS
- Ubuntu
- SUSE
そしてサービスの価格については下記の通りで15ヶ月間は保証されます(そのあとは不明だそうです)。
- Webサイト:10サイトまで
- データ転送:165MB
- データ送信/日/サブスクリプション、受信データは無制限
- ストレージ:1GB
- リレーショナルDB
- MySQL:20MBまで
今後のAzureの追加予定のMediaServiceについてです。
某モバイル向け動画配信サービスの配信側はAzureのMediaServicesを使っているようです。
Googleは保護関連に興味が無いのでAndroidはそういったコンテンツ配信系とうには尻込みする会社が多い。
そこでAzureで保護をかけて配信していくことで安心して使っていけるようにしていくそうです。
夏にサービス開始予定でこのあたりをビジネスに持っていくこともできるとのこと。
ちょくちょくイベントに参加していますのでお会いしましたらよろしくお願い致します。