Webブラウザ(WebView)を利用する(1)
|AndroidにはWebKitベースのブラウザが標準で搭載されています。もちろん、自作のアプリからも利用することが可能です。
AndroidではWebViewクラスを用いることで簡単に利用することができます。
例えば下記の画像のように特定のホームページ(ここではGoogle)を表示するのに必要な行数は、たった3行です。
パーミッションの設定
インターネットを利用するので、パーミッションを設定する必要があります。
AndroidManifest.xmlに下記を追加します。
<uses-permission android:name="android.permission.INTERNET"></uses-permission>
loadUrlメソッド
WebViewに表示するURLを指定するにはloadUrlメソッドを利用します。引数にURLを渡すだけです。冒頭の画像の用にGoogleのサイトを表示させる下記の3行で行っています。
WebView webview = new WebView(this); setContentView(webview, new LayoutParams(ViewGroup.LayoutParams.FILL_PARENT, ViewGroup.LayoutParams.FILL_PARENT)); webview.loadUrl("http://www.google.co.jp/");
もちろんWebViewの生成をソースコードで行うのではなく、レイアウトファイルに記述することも可能です。
<WebView android:id="@+id/web" android:layout_width="fill_parent" android:layout_height="fill_parent" />
goBack, goForward,reloadメソッド
一般的にはブラウザには進むボタン、戻るボタン、再読み込みボタンなどが付いています。それを実現するのがgoBack, goForward,reloadメソッドです。
履歴が存在して進むことができるか、戻ることができるかということを確認するにはcanGoForwardメソッドとcanGoBackを使います。
if (webView.canGoForward()) { webView.goForward() }
if (webView.canGoBack()) { webView.goBack() }
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