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Best Practices to Slim Down Your App Size:Google I/O 2017セッションレポート

Best Practices to Slim Down Your App Size

アプリケーションのAPKサイズを小さく最適化するセッションです。アプリのサイズがダウンロードのキャンセル率に影響するため、小さくしたほうがユーザーの手元に届く可能性があがります。

そこでProguardによるminifyやAPK Analyzerをつかったアプリ構成の確認、VectorDrawableによる最適化、Dawnloadable Fontなどリソースの遅延ロード、重複リソースの削除にいたるまで最適化手法を紹介します。

Performance and Memory Improvements in Android Run Time (ART)

ARTはAndroidの実行ランタイムです。Android 5.0以降に標準搭載されています。ここではメモリ管理の改善として中間コードであるdexファイルのレイアウト最適化を行い、RAM容量の節約に貢献していることが示されました。

特にAndroid Goに代表される新興国向けの取り組みのなかでは低メモリ環境での快適な動作はAndroid Oの重要なミッションです。GCプロセスの改善やコンパイル時のコード最適化(ループの最適化)など今まで手がつけられていなかった部分の対応が紹介されています。

Developing High Performance Games for Android

ゲームにおけるパフォーマンス向上のアプローチを紹介します。これまでPCゲームでしか実現できなかったようなグラフィックスがモバイル分野でも使われています。ハードウェアに負荷をかけるハイパフォーマンス環境での開発Tipsを示します。

前半でレンダリングについての基本的な知識を補完したあと、CPUやCPUの特性、ボトルネックを説明した後、ゲームでの最適化の例としてロードの細分化およびSystraceやUnity、Unrealといったサードパーティ製プロファイラによるパフォーマンス分析手法を説明します。パフォーマンス最適化にVulkanを活用したSamsungの事例やLineage 2のデモを見れます。

mhidaka: Software Engineerだよ。DroidKaigi Organizer / Androidと組込とRe:VIEW。techbooster主宰。mhidaka's writings http://booklog.jp/users/mhidaka 技術書典! http://techbookfest.org