Introduction to Kotlin:Google I/O 2017セッションレポート


Introduction to Kotlin

Kotlinの開発をすすめているJetBrainsからHadi Hariri、Andrey Breslavが登壇しています(Kotlinの開発については今後Ktolin財団への移管が発表されています)。コードベースでKotlinを紹介しています。

公式の開発言語として今後注目が高まっていくことは間違いないので、今から勉強を始める人に最適なセッションです。ライブコーディングでKotlinのメリットを学べます。Kotlinは2011 年から開発されており、2012年にリリースされた言語です。これまでもプラグインを使うことでアプリ開発に利用できましたが、Android Studio 3.0からは特別な準備は不要です。

ここではAndroid Studio 3.0を使ってチケットとポップコーンを買うKotlinのソースコードを書いていきます。折に触れて説明する内容はKotlinの文法や特徴、たとえば型推論や関数宣言、組み込み関数の使い方など多岐にわたります。Kotlinのことが知りたければ最初にみるべき動画といえます。

Life is Great and Everything Will Be Ok, Kotlin is Here

JakeとPinterestのエンジニアChristinaによるKotlinのセッションです。

KotlinとJavaで書いた場合を見比べ、どのようなメリットがあるか技術的な内容を示すパートとKotlinの導入のためにどのようにチームビルディングをすすめるか、というチーム内での合意形成方法を説明するパートの2 部構成です。

New Release & Device Targeting Tools

Google Playの新機能を解説します。まずはOpenベータ機能について。アーリーアクセスを通じてエンゲージメントの強化(良いユーザーを獲得)してマネタイズのハードルを下げるとしています。Google Playのリリース機能をより使いやすくアップデートしており、準備、編集、公開の3手順にフローを変えています。

Google I/O当日から利用可能となったInstant AppsもPlay Console上に登場しています。Play Consoleのダッシュボードからはインストール率など各種統計情報をトラッキングできます。注目の新機能はApp Signing機能。アプリのkeystoreをアップロードしておくことでリリースプロセスがよりセキュアになります。またAndroid devicesページのアップデートも触れ、新しいデバイスカタログはGoogle認証済みの端末がわかりやすく掲載していると訴求しました。

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