今回はバイブレーションの使い方について紹介します。
デバイスのバイブレーションを使うにはandroid.os.Vibratorクラスを使います。
用意されているメソッドは以下の3つです。
void vibrate(long milliseconds)
引数で指定した時間だけバイブレーションをONにします。時間の単位はミリ秒です。
void vibrate(long[] pattern, int repeat)
1つ目の引数にバイブレーションのパターン、2つ目の引数にリピートの指定します。
バイブレーションのパターンはlong型の配列にバイブレーションがONになるまでの時間と
バイブレーションがOFFになるまでの時間を交互に指定します。時間の単位はミリ秒です。
void cancel()
バイブレーションをOFFにします。
それでは続きでサンプルコードを紹介します。
まず、バイブレーション機能のパーミッションをマニフェストファイルに追記します。
<uses-permission android:name="android.permission.VIBRATE"/>
続いてソースコードです。バイブレーションを
1000ミリ秒OFF→500ミリ秒ON→3000ミリ秒OFF→500ミリ秒ON→1000ミリ秒OFF→500ミリ秒ON
というパターンで動作させたい場合は以下のようなコードになります。
long pattern[] = {1000, 500, 3000, 500, 1000, 500}; // 1000ミリ秒OFF→500ミリ秒ON→3000ミリ秒OFF→500ミリ秒ON→1000ミリ秒OFF→500ミリ秒ON ((Vibrator) getSystemService(VIBRATOR_SERVICE)).vibrate(pattern, -1); // 定義したパターン・リピートなしでバイブレーション開始