フルスクリーン表示のアプリケーションを作る
|ゲームなどのアプリケーションを作成しているときに、通知領域やタイトルバーを出したくないことがあると思います。
今回は、通知領域とタイトルバーを消す方法を紹介します。
通知領域を消すと、ユーザに電波状況や電池の消耗状況、ノーティフィケーションの情報などが見えなくなります。電波を使用するアプリケーションや電池の消耗が大きなアプリケーションでは、通知領域が見えないことでユーザに不利益が起こるかもしれません。 メリット・デメリットを考えた上で本機能を使うことをお勧めします。 |
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通知領域とタイトルバーの非表示
フルスクリーンにする為には、「タイトルバー」と「通知領域」を非表示にする必要があります。
「タイトルバー」の非表示には、Activity#requestWindowFeature()にWindow#FEATURE_NO_TITLEを指定します。
「通知領域」の非表示には、Window#addFlags()を利用します。
HogeActivity.java
@Override public void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); //タイトルバーの非表示 //setContentViewの前に呼ぶ必要がある requestWindowFeature(Window.FEATURE_NO_TITLE); setContentView(R.layout.main); //通知領域の非表示 getWindow().addFlags(WindowManager.LayoutParams.FLAG_FULLSCREEN); }
また上記とは別に、AndroidManifestファイルにThemeの設定を書きこむことでフルスクリーンモードの設定することも出来ます。
AndroidManifest.xml
<activity android:name=".Main" android:label="@string/app_name" android:theme="@android:style/Theme.NoTitleBar.Fullscreen"> <intent-filter> <action android:name="android.intent.action.MAIN" /> <category android:name="android.intent.category.LAUNCHER" /> </intent-filter> </activity>
これらの設定はHoneyComb(Android 3.x)では有効ではありませんでした。
HoneyCombには、「BACK」「HOME」「APP履歴」にハードキーが用意されず、下部の通知領域バーの左側にソフトキーで「BACK」「HOME」「APP履歴」ボタンが表示されているからだと考えられます。
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