Flickr APIを使ってみよう(1.APIキーの取得)
|Flickrは世界中に多くのユーザーがいる写真アップロードサービスです。
このサービスはアップロードを行うだけではなく、アップロードした写真を公開することができ、Flickr APIはこの公開されている写真を検索したり、ダウンロードしたりすることが可能です。
画像を検索する際にタグを指定してジャンルを絞り込むことなども可能であり、アプリのコンテンツとして埋め込むことも可能となっています。(※商用利用の場合は審査が必要です。)
難点としてはWeb APIとして公開されているため、Androidで使用しているサンプルや参考サイトなどの情報が少ないことです。
今回から数回に分けて写真の取得や検索、アップロードなどを紹介していきます。
今回はこのAPIを利用したアプリケーションを作成するためのファーストステップであるAPIキーの取得方法を紹介します。
詳細は以下から。
APIキーはFlickrにログイン後こちらのアプリ登録ページから取得することができます。
FlickrのAPIキーは1アプリ(サイト)につき1つ必要で1つのキーを複数のアプリ(サイト)で使用することは禁止されています。
取得手順は以下のとおりです。
- 商用/非商用の選択
- アプリ名の入力
- アプリの説明の入力
商用/非商用の選択
Flickrでは利用するアプリ自体が非商用の場合は審査がありませんが、商用の場合は審査があります。
審査には2週間〜1ヶ月を要するためはやめの登録をおすすめします。
審査に関してアプリの提出などはないため、商用で利用する場合はテスト用の非商用キーと公開用の商用キーを同時に作成するとよいでしょう。
下記の画像の左側が非商用、右側が商用となります。
アプリ名/アプリの説明を入力
商用/非商用の選択によって次に遷移する画面が違います。
ここでいう商用とは大企業やすでに商用である程度の利益を得ているアプリ(サービス)が利用申請をする場合を指します。
個人事業主や小規模なプロダクト、将来は大きな利益を得る予定があるが今から立ち上げるため知名度は0のような製品などが利益を得る目的で使用する場合は非商用で問題ありません。
非商用の場合はアプリ名とアプリの説明を入力して規約に同意するだけでAPIキーが発行されます。
下図1にアプリ名を、2にアプリの説明を入力します。
入力が完了すると下図のようにAPIキーが表示されますのでこれを使用してアプリを作成していきます。
次回は今回取得したAPIキーを使用して画像をダウンロードする方法を紹介します。