開発初心者がよくやる失敗【コーディング編】(1)


開発初心者がよくやる失敗シリーズ、今回はコーディング編です。
初心者がAndroidアプリを開発していて、コーディング中によくやるミスとして以下の2点について解説します。

  • R.javaが消えた
  • ActivityをManifestに登録していなくてアプリがクラッシュする

R.javaが消えた

R.javaは、XMLで宣言したリソースのIDを管理しているJavaファイルです。

自動で生成されるため、開発者は触れない方がいいです。

アプリを開発していて、よく起こる現象のひとつ、R.javaの喪失。

これは、xmlファイルにエラーがあることが原因で、R.javaの自動更新ができずに起こってしまう現象です。

消えてしまったR.javaを復元させるためには、方法が2つあります。

  • xmlファイルのエラーを取り除いた上で、上書き保存をする。
  • xmlファイルのエラーを取り除いた上で、プロジェクトのクリーンをする。

注意する点は、Manifest.xml以外のxmlファイルのエラーを取り除かなければ復元できないということです。

ちなみにManifest.xmlにミスがあった場合は、エラーにはなりませんが、アプリを実行した際にクラッシュ、もしくはアプリが立ち上がりません。

実は、xmlファイルのエラーを修正し、上書き保存をしても、R.javaが生成されないことが稀にあります。

その時は、プロジェクトのクリーンをしましょう。

プロジェクトのクリーン方法

メニューバーの「プロジェクト」→「クリーン」で、クリーンしたいプロジェクトを選択する画面を表示します。

クリーンしたいプロジェクトを選択し、OKを押します。

プロジェクトがクリーンされ、ファイルにエラーが無ければ、R.javaが生成されます。

ActivityをManifestに登録していなくてアプリがクラッシュする

Androidでは、1つの画面を1つのActivityで管理しています。

アプリを開発する上で作成した各Activityは、全てManifest.xmlに登録しなければなりません。

Manifest.xmlに登録していない場合、アプリを実行したら、たとえソースコードにエラーが無かったとしても、アプリがクラッシュします。

Activityを追加作成したら、まずはManifest.xmlに追加登録を忘れずに行いましょう。

ActivityのManifest.xmlへの追加登録は、次の1文を追加します。
Manifest.xml

<activity android:name=".Activity名"/>

Activity名は、追加登録したいActivityの名前を入力しましょう。

ここで注意!
追加登録したいActivity名の頭に、「.(ドット)」を付加しましょう!

(例)

<activity android:name=".SecondActivity"/>

この「.(ドット)」をよく忘れるんです。忘れずに付けてあげましょう!

以上、開発初心者がよくやる失敗【コーディング編】でした。

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