TwitterでOAuth認証を行う(1:Twitterへのアプリケーション登録)


最近はTwitterと連携しているアプリケーションが多く見受けられます。Twitterと連携する為には、Twitterでのユーザー認証が必須になってきます。

今回から数回に分けてTwitterの認証方法の一つであるOAuth認証の実装方法を紹介していきます。

第一回目はTwitterへのアプリケーション登録の方法を紹介します。

Twitterでの認証を必要とするアプリケーションを作成するには、Twitterへアプリケーションを登録する必要があります。

2012/03/10:登録フォームに変更があったため記事を更新しました。

詳細は以下から。

Twitterへ作成するアプリケーションを登録する

まずは開発用のTwitterアカウントを作成しましょう。

普段常用しているアカウントでアプリケーション登録を行ってもいいのですが、アプリケーションの動作確認などの際に開発用アカウントを作成している方が便利です。

アカウントの作成が完了したら、以下のアプリケーション管理ページを開いて下さい。

http://twitter.com/apps

ページ下部の”Create a new application”を選択して下さい。

“Create a new application”を選択すると、以下のようなアプリケーション登録画面が表示されます。

入力する内容を以下に示します。

Name
作成するアプリケーションの名称を入力して下さい。

Description
作成するアプリケーションの説明を入力して下さい。

WebSite
ここで登録したURLはツイートの下部によく見られる”〜からツイート”のツイートしたアプリケーションのリンクに使用されます。

Callback URL
WEBアプリとして登録する場合には、認証後のコールバック先の指定になる為、認証後に遷移させたいURLを入力します。
今回はAndroidアプリですので空白でかまいません。

全ての項目を入力し終えたら、”保存する”ボタンを押して下さい。ボタンを押すと以下のような画面が’表示されますので、”Consumer key”と”Consumer secret”を控えておいて下さい。この二つはOAuth認証を行う為に必要なものですので、アプリケーションの開発者以外には知られないように注意して下さい。

以上でアプリケーションの登録は終了ですが、TwitterにはApplication Typeというものが存在し、各Application Typeによって可能な操作が異なります。

以下の表はApplication Typeの種類です。

[table “218” not found /]

Application Typeの設定はSettingタブを選択することで表示されるSetting画面から行えます。

Settingタブを選択すると以下のような画面が表示されます。

この画面のApplication Type以下のラジオボタンを変更することによって、Application Typeが変更できます。

Application Typeはアプリケーションに必要な最低限の権限に設定しておくことでユーザーのアプリへの不信感を拭うことができます。

次回予告
次回はTwitter4J(http://twitter4j.org/ja/index.html)というTwitterのWEB APIをJavaで簡単に使用できるライブラリを使ってOAuth認証を実際に実装していきます。

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